- 赤江
- 最近、普段の素の部分の自分をちゃんとしようと思い始めてるんです。
- 久保
- 私も巻き返しの時期なの。生活感を感じさせるだけでなく、もう一度、パリッと緊張感も出せるモデルを目指そうかと。
- 赤江
- でも、京子さんは素でもカッコイイからいいですよ。私の家にいる時のだらーっとした自分は、テレビでは出せないです。
- 久保
- 人の一番素敵なところは、素の時に出てくるものだけど、テレビの限られた時間の中でそれを出すのは難しい?
- 赤江
- そうなんです。でも「自分の全てを出します」という覚悟ができている人は、いつ、どの角度から撮っても素敵なんです。
- 久保
- 分かる。ファッションの撮影も覚悟を決めて「よし、ここでシャッター!」と思うと、ベストな瞬間にシャッターが下りる。モデルが迷うとカメラマンも迷っちゃうのよ。
- 赤江
- それってすごい力ですね! でも、どうやってつけたらいいんですか?
- 久保
- なりきるの。メイクしている間に、外野の声や、自分の中の不安な気持ちを、一つ一つパチン、パチンって切っちゃうの。自分の弱気な部分を一つずつ消していって、代わりに“有頂天スイッチ”を入れちゃう。
- 赤江
- 分かります。カメラが廻っていればできるのに、カメラ無しだとできないってことが私にもあります。
- 久保
- それも自己暗示よね。カメラが廻って「用意」って言われたときに、自分のスイッチをパコーンって入れて覚悟を決めちゃう。自分でオン、オフの管理をできるスイッチを持つことが、プロには大切なんだと思う
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